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交通事故~被害者(遺族)の会~

日本の交通事故処理は、ある意味、加害者天国の様相を呈しているように感じられます。それは、あまりにも加害者オンリーの実況見分等々、つまり被害者の言葉が警察官に伝わっていないからです。

ほとんどすべての行為に対して被害者抜きで行われています=被害者抜きで進められる実況見分などの捜査…被害者抜きで進められる捜査・刑事処分…被害者抜きで(被害者が入り込めない)裁判…交通事故などの捜査状況・進行具合が、一切被害者に公表されない…
これは何を意味するものなのでしょう。被害者側から言わせると、加害者の言い分によってのみ捜査が行われているのではないか、つまり捜査に偏重を来たしていると考えているのです。被害者・加害者に対して、平等な捜査とは言えないのです。

事実、日本の警察官の人数が、全く足りていないのは周知のこととして知られています。みなさんはご存知ですか、交通事故は過去20年間で倍増したにも関わらず、警察官の人数はほぼ横ばいであるという現実を。それは、捜査における処理能力の限界も表していると言えます。人身事故なども警察のずさんさがまかり通っているのが実情なのです。
このような昨今の状況を踏まえて、「交通事故被害者(遺族)の会」が全国各地で創設されています。

交通事故被害者(遺族)の会」は、被害者(遺族)のためのボランティア団体です。「交通事故被害者(遺族)の会」は、2つを基盤にした活動を行っています。
1つは「同じ悲しみを体験したものでしか感じ得ることができない」ことを前提にした、会員同士の心の支え合い・拠り所としての会です。

もう1つは自分自身の意志に反して、交通事故によってもたらされてしまった被害者としての様々な問題に、助け合い・立ち向かっていくことです。
「交通事故被害者(遺族)の会」では、被害者(遺族)にしかできない活動を全国に広めることによって、本来あるべき被害者(遺族)の権利を回復させるために会合などを頻繁に開いているのです。

私たちが願うことは、ただ1つです。交通事故がない、安全な自動車社会の実現…私たちは失ってしまった命を無駄にしたくないのです。私たちのような被害者(遺族)をこれ以上、増やしたくないのです。

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