TOP後遺症とその治療について>後遺障害等級表にないむち打ち症

後遺障害等級表にないむち打ち症

交通事故(追突事故)に遭った被害者が発症する症状の中で、もっとも多い症状がむち打ち症かもしれません。

しかし被害者が損害賠償請求をする時、妙なことに気付きます。

むち打ち症という項目が、後遺障害等級表に表記されていないからです。

しかし何故、後遺障害等級表にむち打ち症という項目がないのでしょうか。

それは、むち打ち症の定義にあります。

確かにむち打ち症は首から背骨にかけての神経症の1つなのですが、レントゲンやMRIで検査してもはっきりした症状が現れないのです(定義が不明瞭)。

しかもむち打ち症になったとしても、ある一定期間があれば完治するであろうと曖昧な定義が常識になってしまっているのです。

こうしたことから、むち打ち症は後遺障害等級表に表記されていないのです。

では、むち打ち症はどんな病状として後遺障害等級表に表記されているのでしょうか。

「外傷性頸部症候群・頸椎捻挫・頸部挫傷」等々として表記されています。
(ちなみに、むち打ち症は正式な傷病名ではないのです。)

また余談になりますが、むち打ち症の症状は交通事故直後に発症するのでなく、しばらくしてから発症する場合が往々にしてあります。

それ故、警察に届けず安易に示談をするのではなく、必ず警察に届け出て交通事故の記録を取ってもらうようにしてください。

そうすることによって、後日むち打ち症を発症したとしてもきちんとチェックすることができます。

何故、むち打ち症が後遺障害等級表に表記されていないのかご理解できたと思います。

pagetop

▽スポンサードサーチ