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主な症状2 ~痛み~

むち打ち症に伴う痛みは、急性的な痛みと慢性的な痛みに分類されます。そして、衝撃の度合いによっても痛みは異なります。ただ言えることは、むち打ち症の痛みは絶対に伴うものなのです。
急性的なむち打ち症の痛みは、字の如く、外部からの衝撃後すぐに痛みが走ります。その場合、ただちに病院に行き、どこが痛いのか・どこが悪いのかという異常の有無を検査してもらい、根本的な治療を開始することができます。

X線検査などによって異常なしと言われた場合でも、湿布薬・鎮痛剤を処方することによって、しばらくの間、経過を見守る必要があります。X線検査などで異常がわかった場合、(異常の度合いにもよりますが)入院治療を視野に入れた経過観察が開始されます。
慢性的なむち打ち症の痛みは、「数日~数週間」「場合によっては数ヵ月」経ってから、痛み出した場合に多く見受けられるのが特徴と言えます。

では何故、このように後から痛みが表れてくるのでしょうか。これはむち打ち症になった人にとって、疑問が多く残る症状ではないかと思います。
頸椎捻挫・頚部周辺の痛み・頭痛(吐き気)等々、これらはむち打ち症の代表的な症状の1つです。もちろん、交通事故にも様々な要因があるように、交通事故によって引き起こされたむち打ち症の原因因子、つまり損傷部位も一定ではないわけです。私たちはむち打ち症を頸椎捻挫という言葉でひとくくりにしていますが、実際、筋群・椎間板・椎間関節・後根神経節など、様々な損傷があると言われています。

その中で、慢性的なむち打ち症の痛みを最も高い頻度で引き起こしているが椎間関節だと言われています(椎間関節=腰椎の両側にある関節)。
しかしながら椎関関節を含め、なぜ「痛みが数週間も経ってから起こるのか」という疑問については、現代の進歩した医学でも未だに説明がつかないとされています。
また交通事故以外の要因、例えばスポーツ中の激しい衝撃等々で突然に痛みを発症した場合、それらの経験を医師に話しておくことをお勧めします。このような場合も慢性的なむち打ち症になる恐れがあるからです。

慢性化した痛みは、僅かな刺激にも交感神経に興奮が伝達され、痛みの増幅に繋がる傾向にあります(交換神経=昼間、活動時に活躍する神経)。そして、自律神経のバランスが崩れ、一層悪循環に陥ってしまいます(自律神経=肉体的・精神的な刺激に働く神経)。
そのような慢性的になった痛みに対して、マッサージなどをすることも重要です。マッサージなどは血液の循環を促進し、徐々に自律神経のバランスを正常にする役割があるからです。

痛みとは本当に辛いものです。整形外科的な治療・身体のバランスを整えるような療法、これらをうまくかみ合わせて、初めて早期回復の第一歩になると思います。

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